社会が期待する 情報科学

Interview01

「明るい未来」は、ITがつくる。 希望ある業界で、活躍する人材に。

株式会社HBA
プロセス統括本部 執行役員本部長

小野 美津幸さんOno Mitsuyuki

北海道札幌市出身。北海道工業大学(現 北海道科学大学)を卒業後、1990年に北海道ビジネスオートメーション株式会社(現 株式会社HBA)に入社。2023年よりプロセス統括本部 執行役員本部長に就任。

業界・業種は関係なく、さまざまな領域で役立つIT。

 この社会にあるたくさんの課題。それらを解決するために、ITがあると考えています。 デジタル技術は色々な場所で人の暮らしやビジネスを支えていて、私たちHBAのお客さまも、北海道などの自治体や官公庁、小売・流通業界、大手メーカーなどさまざまです。どんな業界ともつながり、どんな現場でも役に立つ。そんな学問だからこそ、情報科学は強く求められているのだと思います。
 将来の職業や進路に悩んでいる高校生の方も、ITの学びを深めることでさまざまな現場との関わりが広がり、興味を持てる業界が見つかるかもしれません。ここぞというときのために、選択肢は多い方がいい。そう思う人にぴったりの学問だと思います。
 「データを見る力」は、この業界に欠かせません。それにとどまらず、データサイエンティストとしてのスキルは、かつての“読み・書き・そろばん”のように、若い世代のみなさんに必須の能力となりつつあります。これから先、VR・ARを活用したxR分野やデジタルツインによるシミュレーション、ロボットを活用したシステムなど、高度な技術があたりまえとなる時代で、データを読み解く力を持った人材が活躍する場所は、間違いなく増えつづけていくでしょう。

欠かせないのは、“本質を見極める”スキル。

 2030年には約79万人のIT人材が不足する※という予測があり、私たちにとって大きな課題となっています。そのうえで、いまはデータを見る専門的な知識に加えて、生きたスキルを持つ人材が求められています。生きたスキルとは《何が問題となっていて、解決するにはどんな手法を取り入れればいいかを分析し、見極める力》です。私たちIT企業に求められているのは技術だけではなく、お客さまの課題解決に向けた最善の“提案”と、それを実現していく力なのです。
 北海道科学大学では、「問題解決型学習」を大切にされていると聞きます。それはお客さまの課題を見つけ、どう解決するかというソリューションの根本であり、とても大切な力です。何を学ぶか迷っているなら、ぜひ情報科学を。そして、北海道に限らず、世界全体の悩みを解決するようなスキルを身につけて欲しいと思います。

北海道のIT業界を牽引するHBA

1964年に北海道札幌市で設立された総合情報サービス企業。システム構築やソフトウェア開発、ITによるビジネスサポートを事業の核とし、官公庁や自治体、民間企業など業界を問わず幅広いお客さまのニーズに応えている。拠点は札幌本社や道内主要都市に加え、東京、大阪、山梨、さらにはタイへとネットワークを広げ、ITビジネスの可能性に挑んでいる。

みなさんへのメッセージ

IT業界って、夢のある業界だと思うんです。これまでアニメや映画の中にしかなかった技術が、少しずつ現実化している。それを牽引しているのはITです。そして科学技術の進歩は、この先も止まりません。そう考えると、なかなか学びがいのある学問だと思いませんか?明るい未来をつくっていく業界で、ともにITから北海道を盛り上げる仲間を待っています。ぜひ勇気を持って、情報科学の扉を叩いてみてください!

Interview02

イノベーションの基盤。 未来の鍵は、ICTにある。

ドコモ・テクノロジ株式会社
取締役 経営企画部長

前原 昭宏さん

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