ひらめき☆ときめきサイエンス「作って鳴らすムックリ研究室!~アイヌ民族の伝統楽器ムックリを学ぶ~」の準備実習を行いました。
「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」とは、大学や研究機関で「科研費」(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果に、小学5・6年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。
今年度北海道科学大学は、ひらめき☆ときめきサイエンスの採択数が全国1位となりました。全14件が採択された今年度のプログラムも、残すところ1月のプログラムのみとなりましたので、今回は、その準備実習の模様をお伝えいたします。
ムックリの製作と演奏を科学する:画面はムックリ演奏時の音響解析(9/10、10/19)
プログラム当日もサポートをしてくださる北海道大学医学部名誉教授の阿部和厚先生をお招きし、荏原ゼミの学生たちは実際にムックリの製作を行いました。
学生たちは、ムックリの演奏時の音響解析資料に触れ、ムックリ演奏時の身体とムックリの関係性についても学びました。
特別講師の郷右近富貴子先生をお招きし、ムックリの演奏や世界の口琴に関する講義を聴講した様子(11/4)
使用する素材によってムックリの音は変わるのか?削り加減によりどのような影響があるのか?素材や削り方の異なるムックリを鳴らし・さわり・聞き比べ、その違いを体験しました。また実践を通して、削るコツや注意点を学び、学生自身の学びを深めると同時に、プログラム当日の万全なサポート体制も整えています。
ムックリの弁を実際に削り、厚さを調整している様子
アイヌ民族のムックリの製作・演奏を通じて、アイヌの音楽文化に触れ、北海道や北方地域とのつながりを一緒に考えてみませんか?
プログラムの詳細、新型コロナウイルス感染症への対応については、以下をご確認ください。
《新型コロナウイルス感染症への対応について》
安全に受講していただくために、換気に配慮し実施いたします。手指の消毒、体温測定、マスク着用にご協力をお願いいたします。
また状況により、実施を中止する場合もございます。(中止の場合は別途ご連絡いたします。)
※感染症対策のため、見学を希望される保護者や教育関係者の方は、極力お控え頂けますようご協力をお願いいたします。
《プログラムの詳細》※小学5・6年生限定
●プログラム名:作って鳴らすムックリ教室!~アイヌ民族の伝統楽器ムックリを学ぶ~
概 要:アイヌ民族の竹口琴「ムックリ」を手作りして、みんなで演奏にチャレンジ!竹を実際にけずって、ムックリの楽器としての仕組みを学び、作ったムックリで演奏の仕方を習います。アイヌ民族のムックリの製作・演奏を通じて、アイヌの音楽文化に触れ、北海道や北方地域とのつながりを考えてみよう!
実施代表者:メディアデザイン学科 荏原 小百合
参加対象者:小学5・6年生
会 場:北海道科学大学
開 催 日:2022年1月9日(日)
時 間:9:30~16:15終了予定
※申込が上限に達したため、本プログラムの受付は終了しました。
今年度の実施内容については、こちらをご覧ください。
荏原小百合先生 メディアデザイン学科 |
この記事をSNSでシェア