2020年1月28日
紀伊國屋書店札幌本店でまちかどキャンパス「シベリア・サハでのマイナス50度の暮らしと音楽文化」を開催しました
2020年1月25日(土)14時~15時、紀伊國屋書店札幌本店1階インナーガーデンにおいて、全学共通教育部の荏原小百合准教授による、北海道科学大学まちかどキャンパス「シベリア・サハでのマイナス50℃の暮らしと音楽文化」を開催し、約90名の来場者が訪れました。
まちかどキャンパスは「大学のまなびをまちかどで」をテーマに開催しています。今回は東シベリアに位置するサハ共和国の自然と暮らしやホムス(金属口琴)を通じ、そこで培われてきた音楽文化についてお話しされました。
講座の前半は、日本ではあまり知られていないサハ共和国の基本情報の紹介から始まりました。冬の環境は大変厳しく夏と冬の気温差が約100℃もあります。厳しい冬を上手く生きるための生活の知恵や食文化などについて現地の写真と共に紹介されました。
後半ではサハ共和国で製作・演奏されているホムスについて説明し、ホムスの作り方や演奏技法について、実際にホムスの音を交えながら解説されました。
サハの人々にとってホムスは単なる楽器ではなく、サハの自然・大地とのつながりを表す存在である、と締めくくられました。
実際に触れることのできるサハの民具の展示コーナーも設置し、参加者の皆さんは興味深そうに手にとって眺めていました。
次回の「北海道科学大学まちかどキャンパス」は2月17日(月)~23日(日)に函館蔦谷書店と3月1日(日)にイオンモール札幌発寒にて開催します。
荏原小百合先生 |
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