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お知らせ

未来デザイン学部の学生が幕別町でフィールドワークを実施しました

2023年7月13日から15日の3日間、未来デザイン学部の学生9名が幕別町でフィールドワークを行いました。
今回の活動は「地域協働デザインプロジェクトin幕別」と題して学部内で学生有志を募り総勢9名の学生が幕別町を訪問しました。

幕別町青年部のみなさんと

地域協働デザインプロジェクトとは

幕別町は本学と連携協定を締結している自治体で、相互に協力関係にあります。
連携自治体である「幕別町」をフィールドに、大学と地域との協働の在り方をデザインする有志プロジェクトです。

幕別町にある様々な地域資源を本学が持つ専門性によって、より活かしていくためには、それぞれの魅力や強みなどの全体像を理解して行くことが重要です。実際の地域の現場においても、観光振興やまちづくりを推進するためには、全体を俯瞰し理解・把握できる視点、具体的な事業へと展開させていくための事業構想(プロジェクトデザイン)能力、コーディネート能力が常に求められます。まさに未来デザイン学部での学びそのものです。

常に変化し続ける北海道内のフィールドで、現場で実際に汗をかき、住民目線で地域を捉え、住民の未来デザイン学部を描くまちづくりの土台となり得るプロセスを体験試行するプロジェクトが「地域協働プロジェクト」です。

7月13日、訪問初日は幕別町が発祥の地であるパークゴルフ体験、幕別町内の空き家改修施設や移住者が営むカフェギャラリーなどを巡り、町内の歩きながら回りました。幕別町への移住者のカメラマンの方や、ダンサーで彫刻作家の方のお話を伺いました。
幕別に魅力を感じ移住してきた方のお話に学生たち熱心に耳を傾けている様子が印象的でした。

幕別町への移住者カメラマンの清田さん
改修中のアトリエを訪問
札幌からの移住者が営むギャラリー&カフェを訪問

2日目の7月14日は、幕別夏フェスタの開催日で、学生たちは設営の準備、縁日ブースで売り子としても活躍しました。

幕別町役場のみなさんや青年部のみなさんと一緒に朝から一緒に準備と運営、撤収まで、本当に長い1日となりましたが、様々な交流と経験をすることができたのではないでしょうか。

テント設営中
氷も運びます

最終日は、北王農林さんを訪問し農場の見学をさせていただきました。北王農林では、直売所が併設されブルーベリーやアスパラ、とうもろこし、ミニトマト、しし唐など様々な野菜が栽培されていました。また、とうもろこしの葉や茎など農業残渣を活用したバイオマス燃料の実証実験や、実際に小麦殻を燃料としてハウスの暖房として実際に活用していることについても説明がありました。

現在の農業は、作物を生産して販売するだけでなく様々な取り組みが行われていることについて説明があり、そこには協働デザインのヒントがありそうです。学生たちが今回、幕別町で経験したこと知ったことがどのような形になっていくのか今後の展開が楽しみです。

ブルーベリー農園を見学
大学でも育てられるそう!?
生のとうきびを試食!
農業残渣を利用した循環型熱利用システムの設備見学