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未来デザイン学部が2学科合同で大倉山ジャンプ競技場を訪問しました

2024年6月6日(木)、札幌市の名所、大倉山ジャンプ競技場と札幌オリンピックミュージアムにて、未来デザイン学部メディアデザイン学科と人間社会学科の学生有志が「大倉山フィールドワーク」を行いました。

今回の訪問目的は大きく二つ。毎年恒例となりつつある「山の日こどもワークショップ」の事前打合せと、この夏、本学が開催場所となる「日本福祉のまちづくり学会全国大会」プログラム(8月30日:都市型低山エクスカーション)のための事前研修です。

大倉山は言わずと知れたスキージャンプのメッカです。8月11日「山の日こどもワークショップ」では、最も新しい国民の祝日「山の日」に、こどもたちと大学生が大倉山に集合して、スポーツ文化をテーマにしたものづくりを一緒に楽しむ機会として企画しています。

今年度は2つの企画を準備しています

一つ目は「[工作]とび出すスキージャンパーを作ろう」です。昨年度実施したプログラムの改訂版で、2024年度は本学夢プロジェクトとしても新規採択となりました。現地では、担当学生チームが、ミュージアムの名誉館長でオリンピアンの阿部雅司さんと、スポーツ学芸員の山谷和正さんに向けて、プレゼンテーションを行いました。阿部さんはオリンピックに三度出場し、1994年リレハンメル五輪ではノルディック複合団体にて金メダルを獲得​​したスキージャンパーです。ジャンプ台よりとび立つ時の体の動きを実演いただく時間もあり、担当学生たちの企画完成への使命感もますます強いものになったと思います。

二つ目は「[VR]さまざまな冬スポーツの科学的な仕組みを体験しよう」です。趙先生が担当するVR(仮想現実)に関する授業成果をいくつか、小学生以上のこどもたちに体験いただく予定です。ミュージアム内の展示内容の確認と、実施スペースを記録しながら、ワークショップ当日の運営方法について、ミュージアム担当者と事前打合せを行いました。

「日本福祉のまちづくり学会全国大会」プログラムの事前視察チームは、地下鉄円山公園駅から大倉山までの道のりを、ユニバーサル・アクティビティ体験(できる限り多くの人が楽しむことのできる野外体験)のオリジナルルートとして歩いて検証しました。国の天然記念物に指定されている「円山原始林」や、市民スキー場として盛え、現存するジャンプ台として札幌最古の「荒井山」を通り、大倉山ジャンプ競技場のリフト乗降車のユニバーサル対応について確認しました。

大倉山の自然環境やジャンプ競技場の迫力を体験した一日になりました

関連リンク

大倉山ジャンプ競技場
札幌オリンピックミュージアム
夢プロジェクト