情報工学科 和田 直史准教授のゼミでApple Vision Proの体験会を実施しました
3月7日(金)に情報工学科 和田 直史准教授のゼミでApple Vision Proの体験会を実施しました
北海道大学文学部に所属し、株式会社ZenesisのCEOを務めている小川 雅人さんと、本学メディアデザイン学科の卒業生で、MEDIA WARP株式会社を立ち上げた加藤 祐基さんのご厚意で実現
Apple Vision ProはApple社より2月2日に発売されましたが、現在アメリカでのみの販売となっているため、北海道内で体験できる大変貴重な機会となりました。
Apple Vision Proを体験した和田先生からコメントをいただきました!
・体験しての感想
まず、映像の綺麗さに驚きました。ディスプレイの解像度が高く、映像や3D情報が本当に現実空間にあるかのように見えました。
もう一つは、操作のしやすさです。視線とハンドジェスチャーでの操作がとても直感的で、ユーザーの負担が少ないUser Interfaceとなっていました。このへんは、さすがAppleという感じです。
いくつかアプリを体験しましたが、他のデバイスに比べて3Dコンテンツの没入感や現実感は圧倒的に高い印象でした。
・今後どのようなものに活用されることが期待されますか
現時点で考えられるのは、エンタメ、教育、産業応用の3つです。
エンタメとしては、テレビやスマホに代わる映像視聴デバイスとして、また、没入感の高い3D体験ができるデバイスとして今すぐ活用できます。高精細映像と立体音響で、まるで映画館で映画を見ているようでした。
同様に、教育や産業応用でも、デジタル空間に没入したり、現実空間にデジタル情報を重畳表示することで、これまでスマホなどの画面内に閉じこめられたコンテンツが画面を飛び出して現実空間にマッピングされる(現実世界が全てディスプレイになる)と考えると、いろいろな使い方が想像できるのではないかと思います。
また、今後はAIとの連携が強化されることが容易に想像できます。例えば、見たものを認識して関連情報を表示したり、バーチャルアシスタントと会話をしながら操作する、などは技術的には既に実現可能です。
今後日本での発売も楽しみです!小川さん、加藤さん、ありがとうございました。
興味を持ったら・・・
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