国による大学院修士段階における「授業料後払い制度」の創設に伴う本学の対応について
2024年度から、大学院修士段階における「授業料後払い制度」が国によって創設されました。
本学では、大学院進学希望者が経済的事由から進学を断念することを防ぐため、下記のとおり本制度を運用することとします。
なお、希望者におかれましては、「返還の義務がある」ということを十分に理解したうえで申請をしてください。
また、本制度は今後内容が変更になる場合があります。
1. 制度の概要
・大学院修士課程(博士前期課程を含む)の進学者を対象として、国が在学中の授業料を立て替え、修了後の所得に応じて返還していく制度です。
・後払いできる授業料の上限額(授業料支援金)は、年 776,000円です。
・授業料は、原則として本人に代わって日本学生支援機構から大学に支払われます。
・日本学生支援機構 第一種奨学金(無利子の貸与奨学金)の一形態です。
・保証料の支払い(機関保証への加入)が必須です。
・本制度と併せて「生活費奨学金」として月額2万円又は4万円の貸与(無利子)を受けることが可能です。
但し「生活費奨学金」のみの貸与を利用することはできません。
・日本学生支援機構の第一種奨学金(無利子・月額)の貸与と併給することはできません。
・第一種奨学金と同様に、優れた業績による貸与奨学金返還免除制度の利用が可能です。
2. 対象となる者
下記①~④のすべてを満たす者。
①2025年度以降に国内の大学院修士課程(博士前期相当の課程を含む)に進学した者。
②本人の希望に基づき、在学校を通じて申請を行った者。
③日本学生支援機構の修士段階を対象とした第一種奨学金と同様の家計基準及び学業成績基準を満たす者。
④過去に貸与を受けた奨学金の返還が延滞中である等、第一種奨学金の貸与を受けられない事由がない者。
3. 申請期限
工学研究科
修士課程 推薦、一般・社会人[前期]:2024年11月15日(金)
修士課程 一般・社会人[後期]: 2025年3月7日(金)
保健医療学研究科
修士課程 推薦、一般・社会人[前期]:2024年12月13日(金)
修士課程 一般・社会人[後期]: 2025年3月7日(金)
4. 提出書類
・「授業料後払い制度」希望申請書(兼 授業料納付猶予申請書)
5. 提出先
〒006-8585
北海道札幌市手稲区前田7条15丁目4-1
北海道科学大学 入試課(フリーダイヤル:0120-248-059)
6. 申請にあたっての注意事項
・今回の申請は授業料納付の猶予を希望するためのものです。大学院入学後に「授業料後払い制度」に正式に申請する必要があります。
申請をしなかった場合や不採用になった場合は、大学から猶予された2025年度前期分授業料を全額納付していただきます。
・後払い制度の対象となるのは授業料のみです。「入学金」、「その他の経費」は入学手続期間内に納付してください。
・2026年度も引き続き本制度を利用する場合は、別途申請が必要になります(申込方法等の詳細は追ってお知らせします)。
・本制度は今後内容が変更となる場合があります。
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