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札幌第4地方合同庁舎整備事業 地域連携懇談会(第4回)にて本学教員と学生が研究内容の進捗発表を行いました

地域連携懇談会(第4回)にて本学教員と学生が研究内容の進捗発表

2022年12月2日(金)、北海道開発局主催「札幌第4地方合同庁舎整備事業 地域連携懇談会(第4回)」において、メディアデザイン学科4年の小山隼さんと松友勇樹さんが、所属ゼミ(地域デザイン研究室)での研究内容を報告しました。
なお、この地域連携懇談会には初回より、都市環境学科の石田眞二教授とメディアデザイン学科の道尾淳子准教授が委員として参加しています。

会の後半、道尾准教授の「札幌市中心部保育園のお散歩同行調査進捗報告について」の概要発表ののち、小山さんは「保育園のお散歩行動にみる未就学児が感じる都市部の魅力」と題して、これまで実際に保育園のお散歩に幾度となく同行し、0歳〜6歳までの子どもたちの行動観察を記録したことから見えてきた<札幌市中心部特有の魅力>や<子ども自身の魅力に気づく力>について発表しました。

次に、松友さんは「保育年齢別のお散歩行動にみる交差点の危険」と題して、都市部の交差点において、子どもたちの集団がどのように横断を行うのか、あるいは、自転車等の他の利用者がどのように横断してくるのかなど、さまざまな歩行・走行速度の利用者が交錯する現場の、リアルなヒヤリハットの要素を指摘しました。

他の委員からは、札幌中心部は、特に平日の昼間、こうした未就学児と保育者の利用が多数であることから、その団体行動の特性が明らかになることに期待したいという声や、今回会場となった札幌龍谷学園高等学校からも生徒の参加が複数あったことから、合同庁舎のようなパブリックな場所が、若い世代の利用者にとって身近な存在になることへの課題が共有されました。


過去の関連トピック

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