理学療法学科の井野拓実助教と夢プロジェクト団体「プロジェクトF」が新ひだか町にてスポーツ研修会を開催しました

2023年3月18日(土)に新ひだか町にてスポーツ研修会を開催しました。

本学と連携協定を締結している新ひだか町は「生涯スポーツの町宣言」を掲げており、その一つの事業としてスポーツ少年団主催の研修会を地域のスポーツ指導者向けに開催しています。

コロナ禍の影響で3年間開催できていなかった本事業を今回本学と共催で開催する運びとなり、理学療法学科の井野拓実助教による指導者向け講習会と本学夢プロジェクト「プロジェクトF」が中心となって企画した実技講習会を実施しました。

午前は新ひだか町公民館にて井野助教による講習会を開催し「スポーツに必要なケア・コンディショニングトレーニング」を題材にトレーニングをする目的や応急処置と緊急時対応計画、育成年代におけるトレーニングのポイントなどを解説しました。講習会には地域の少年団指導者だけではなくスポーツ医療やこれからスポーツ指導者を目指す中高生も参加しており、参加者は井野助教の講演に熱心に耳を傾けていました。

午後の実技講習では、会場を静内体育館へ移し「バランスコーディネーショントレーニング」「アジリティトレーニング」「AIトレーニング」「ダイナミックストレッチ」「応急処置体験」の5つのブースを地域の少年団の子どもたちや指導者の方々に体験いただきました。実技講習はプロジェクトFの学生が指導を担当し、トレーニング内容をゲーム感覚で楽しく体験できるようなど各ブースごとに工夫したことで、楽しみながらトレーニングに参加いただきました。

プロジェクトＦは大学が学生の活動をサポートする夢プロジェクトの一つで、地域の健康増進活動を目的に理学療法学科の学生が主体となって活動し、「Fitness 健康で」、「Fine 元気に」、「Fun 楽しく」の３つのＦをスローガンに、これまで学外スポーツチーム（フリースタイルスキー）のトレーニングサポートや模擬症例を用いたオンラインカンファレンス等を実施してきました。

これからのプロジェクトＦの活動にご期待ください。