国際交流委員会メールマガジン Vol.7
みなさん、こんにちは。国際交流委員会です。
教職員の皆様に異文化を身近に感じていただくことを目的に発行してきた「国際交流委員会メールマガジン」を、
WEBページでお届けします!不定期に掲載する予定です。
コーヒー片手に気軽に読んでいただけると嬉しいです。
コーナー①「わたしの異文化体験」


国際交流委員や学科の先生方の異文化体験について語っていただくコーナーです。
今回は入試課の宮武さんと学生課の沼田が担当します
2023年2月17日~22日に実施された、タイ文化研修に引率者として同行しました。
タイで感じたことをいくつか列記します。
・古代(歴史的な建造物・文化)と現代(近代的な建造物・文化)が融合した国
・物価が安い(円安バーツ高の影響はあるが、それでも安い)
・貧富の差がとても激しい(超高層ビルとバラック小屋が並立など)
帰国後に自身が感じたことを生み出している要因を調べる中でわかったことをひとつ紹介します。
スイスに本社を置くユニバーサルバンク「クレディ・スイス」が試算した推計によると、
タイの富裕層の上位1%が所有する資産がタイ全体の資産の約67%を占めているようです。
ちなみに日本は18.6%なので、その差がいかに大きいかがわかります。
このことがタイでの激しい貧富の差を生んでいるのだろうと推測されます。
自身にとって7年ぶりの海外であったので、参加した学生と同じくらい!?多くの刺激を受けることができました。
これからも多くの学生が海外研修に参加し、他国の文化・習慣を知ることや
現地の人と交流することで、新しい視点や知識を得ることを期待しています。
(入試課 宮武 真知)
2023年2月24日(金)~3月11日(土)の期間、オーストラリア語学研修の引率でコフスハーバーに滞在しました。
真っ白な冬の世界から、カラフルなオウムが飛んでいる青い海と白い砂の世界へ行くのは何とも不思議な気分になりました。
まるでコロナ禍なんてなかったかのように、オーストラリアでは誰もマスクをつけていなかったので、久々に相手の表情を見て話をしたな、と感じました。
見知らぬ者同士でも、道端ですれ違えば笑顔で挨拶をしますし、飛行機でたまたま隣に乗り合わせた人と雑談を楽しんだりしました。
宿泊したアパートメントのフロント係や、カフェの店員が気さくに話しかけてくれたことも良い思い出です。
帰国して札幌駅に着いた時、みな無表情で足早に歩く光景が、ちょっと怖く感じました。
(学生課 沼田 優子)
★2022年度の研修レポートはこちら!
・2022年度タイ文化研修を実施しました
・2022年度 オーストラリア語学研修を実施しました
コーナー②「国際交流委員会活動報告」
国際交流委員会のイベント活動報告です。
6月1日(木) 2022年度海外研修報告会を開催
「タイ文化研修」「オーストラリア語学研修」参加学生達による「2022年度海外研修報告会」を開催しました。
約40名の学生が参加し、海外研修への興味の高さがうかがえました。
実施後アンケートでは「具体的な研修内容の話を詳しく聞け、オーストラリアに行きたいと強く思った。クイズ形式の発表も聴いていて楽しかった」「楽しいことだけじゃなく、注意しなくてはいけない事なども含めて説明していたので分かりやすかった」といった回答がありました。
★詳細のレポートはこちら!
「2022年度海外研修報告会を開催しました」
6月16日(金) 留学生プレゼンテーションⅣ「留学生から世界を知ろう」を開催
この企画は2021年度から国際交流を目的とした課外活動団体「BRIDGE同好会」が主催しているイベントです。
今回は、薬学科3年上田梨乃さんのカナダ短期留学体験記と、情報工学科1年リ・シエンさんによる故郷・中国四川省成都市のお話のプレゼンテーション発表をおこないました。
プレゼン後は”International coffee bar”が催され、参加者はコーヒー片手に楽しいひと時を過ごしました。
★詳細のレポートはこちら!
「留学生プレゼンテーションⅣ「留学生から世界を知ろう」を開催しました」
編集後記
同じ英語でも、ところ変われば表現が変わります。
オーストラリアのカフェで「アイスコーヒー」が通じず、思いがけなく苦労しました。
“Iced long black”と言うそうです。
「持ち帰り」は “to go”ではなく“take away”、 “No problem”は “No worries”などなど、英語は奥が深いです。
(学生課 沼田 優子)
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