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お知らせ

2022年06月22日

国際交流委員会メールマガジン Vol.4

みなさん、こんにちは。国際交流委員会です。
教職員の皆様に異文化を身近に感じていただくことを目的に発行してきた「国際交流委員会メールマガジン」を、
WEBページでお届けします!不定期に掲載する予定です。
コーヒー片手に気軽に読んでいただけると嬉しいです。

コーナー①「留学生の声」

留学生にキャンパスライフについてインタビューをしました。
今回はメディアデザイン学科のデメンテワ・カリナさんにお話しをききました。

Q.北海道科学大学を選んだ理由はなんですか
日本語学校に在学していた際に大学見学に訪れ、大学の雰囲気や施設が良かったのと
体験授業も楽しかった印象がありました。
気候の良い北海道の大学に入学したいと強く希望していたので、デザイン系の勉強もできる
北海道科学大学メディアデザイン学科を選びました。外国人留学生授業料減免制度も入学の決め手となりました。

Q.どのような勉強をしていますか
3DCG、Webデザインなどの勉強をしています。3Dモデリングやグラフィックデザインなどの制作の授業がとても楽しいです。
プロジェクトを企画立案するような講義は難しいと感じています。

Q.学生生活について教えてください
授業以外の時間は主に自宅で過ごしたり、週末はアルバイトをしています。
趣味のイラストやオンラインゲームで遊んだりすることもあります。
ロシアの友達とは電話で色々な話をしています。
散歩も好きで、近所をよく散策します。
手稲は緑が多いのでとてもきれいな所だと思います。公園にもよく立ち寄ります。

 Q.日本に来てびっくりしたことはありますか
「空気を読む」という日本の文化にとても苦労しています。
ロシアでは本音を話したり議論したりすることで人間関係を築いていきますが、
日本人のコミュニケーションはあいまいな表現を多く使うので、
暗黙の了解のようなルールを理解するのが難しいと感じています。
また、日本では高校卒業後すぐ大学に入学する学生がほとんどですが、
ロシアの大学で勉強していた頃のクラスメートの中には、
他の大学を退学した人や専門学校を卒業した人が数人いました。
生活面では、物価が高くてびっくりしました。
私がまだロシアにいた時は地元ではジャガイモ1kg20円だったり、
路線バスの運賃が距離に関係なく40円だったりするので、日本での生活はお金がかかると感じています。

Q日本の好きなところはどこですか
安全で平和なところです。
生活水準も高く、ロシアと比べて貧富の差が少ないと感じています。ただ仕事は忙しそうに見えます。
面積が狭いので移動も楽に感じます。例えば西部にあるモスクワから東部にあるウラジオストクまで電車で行くと6日間かかります。
お菓子やデザートの種類が豊富なのも良いと思います。プリンとチーズケーキがお気に入りのスイーツです。

 Q.将来の夢を教えてください
卒業後は日本でクリエイティブ系の仕事に就きたいと考えています。
可能であれば北海道で就職できればいいなと思っています。

コーナー②「国際交流委員会活動報告」

国際交流委員会のイベント活動報告です。

2022年519()2022年度海外研修プログラムオンライン説明会を開催し、約30名の学生が参加しました。

大学主催研修プログラムの内容について説明をおこない、「オーストラリア語学・文化研修」については
現地コーディネーターの豪州インフォ代表ニコルス哲子さんに、オーストラリアの魅力について
美しい写真とともに解説していただきました。

昨年度好評であった「オンライン語学・異文化研修」についても、研修企画担当の留学ジャーナル川邉拓哉さんより、
現地留学に不安がある学生や、現地留学準備にむけたプレ留学としてもお勧めであることをお話していただきました。

参加した学生からは詳しい研修内容が知れて更に海外研修に興味が出てきた、といった感想があがりました。

編集後記

皆さん、バードウォッチングをしたことはありますか?
冬はすっかり木の葉が落ちてしまっているので、木の枝にとまる野鳥が探しやすいです。
自宅の庭にはいろんな野鳥がきますが、この時期はミヤマカケスを待つのが楽しみです。
背格好はカラスみたいですが、茶とグレーの体に青と白の羽毛が映えてとてもおしゃれなんです。
大学構内にも、実はたくさんの種類の野鳥がいるんですよ。
パソコンの画面から目を離して、窓の外を眺めてみると、知らない鳥を発見できるかもしれません。

(学生課 沼田 優子)