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松田圭大講師が地盤工学会北海道支部賞を受賞しました

都市環境学科の松田圭大講師が公益社団法人地盤工学会 地盤工学会北海道支部賞を受賞しました。

公益社団法人 地盤工学会は、地盤に関する技術の進歩や技術者の資質の向上等を図ることを目的として1949年に設立された日本の学会です。

将来の地盤工学の技術・学問分野の発展、展開を考えながら、学術技術の進歩へ貢献するための活動をしています。各種の研究委員会等を組織し学術・科学技術に関する調査・研究を行っており、その調査・研究によって得られた成果は報告会や講演会を開催して、広く一般に普及させることに努めています。

公益社団法人地盤工学会北海道支部賞は、地盤工学に関する学術および技術の進歩発展に寄与する貢献賞と位置づけられています。

松田圭大講師は、「グラベル基礎補強併用低改良率地盤改良工法」について、泥炭地盤上に盛土高 16 m 程度の高盛土を構築する際の軟弱地盤として適用した場合の動態観測結果を報告する論文を執筆されました。

本論文は、泥炭地盤上の盛土の軟弱地盤対策として安定性や周辺地盤の変形抑制効果に加え、地下水に与える影響も少ない、非常に有効な対策工であることが示されており、今後の軟弱地盤対策における建設コストの縮減に大きく寄与できると考えられ受賞に至りました。