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2023年03月01日

薬学部 薬学科 山田教授が北海道薬薬連携シンポジウム2022で講演しました

薬学部 薬学科 山田教授が『北海道薬薬連携シンポジウム 2022』で「保険薬局薬剤師のための新しい認定制度~外来抗感染症薬認定薬剤師制度について」と題して講演を行いました。

北海道薬薬連携シンポジウム 2022

「北海道薬薬連携シンポジウム 2022」は、北海道薬剤師会ならびに北海道病院薬剤師会の主催により2023年2月26日(日)に開催されました。

今年度は「コロナ禍における薬剤師の役割~連携の実際と課題~」をテーマに、コロナ禍における新型コロナウイルス治療薬の処方等において薬薬連携を実践されている病院薬剤師、医師を迎えてオンラインで開催され、聴講者は約200名を超え大変盛況となりました。

山田教授から講演内容「保険薬局薬剤師のための新しい認定制度~外来抗感染症薬認定薬剤師制度について」のご紹介

これまで、感染症領域の認定薬剤師制度は病院薬剤師向けのものしかありませんでしたが、日本における抗菌薬使用の9割が外来で調剤される内服抗菌薬であるという現状を踏まえ、院外処方における抗菌薬適正使用推進が、世界的にも問題となっている薬剤耐性(AMR)拡大を防ぐために重要であること、そのための1つの要件として今後、外来すなわち保険薬局の薬剤師の先生方がこの認定制度を取得し、一歩踏み込んだ感染症治療への関わりをもつことが期待されています。

その結果として地域の感染症治療の適正化推進、ひいては地域貢献につながるものと考えております。
この認定制度は始まったばかりですが、単発の講演会としては道内で初めて、同認定の単位を取得できる講演会として開催されました。

2023年度以降、本学薬剤師生涯学習センターにおきましても外来抗感染症薬認定薬剤師制度の単位を取得できる講演会の準備を進めています。

随時ホームページ等で情報をご案内させていただきます。