2025年03月26日
北海道科学大学薬学部と札幌医科大学医学部との多職種連携教育を実施しました
1/10(金)、1/20(月)に本学薬学部1年生と札幌医科大学医学部1年生との合同授業を実施しました。


薬学部1年生科目「多職種連携教育Ⅰ」の一環として行ったもので、本学薬学部と札幌医科大学医学部の1年生が半々に分かれてそれぞれの大学に赴き、医療や介護のあり方、患者心理についてともディスカッションす
札幌医科大学側では「脱出ゲーム×ロールプレイで学ぶチーム医療と医療人マインド」と題した授業で、医療人マインドの醸成やチームの一員としてあるべ
本学側では医療事故の事例についてディスカッションを行い、専門領域の異なる相手の意見を尊重しつつ、自身の考えを的確に相手に伝えるためのコミュニケーションのあり方や多職種が協働することの難しさを学びました。
実施の背景について
現代の医療の高度化・複雑化に伴い、医療従事者の業務が増大している状況のなかで、より安全で質の高い医療を提供するため、厚生労働省はチーム医療、多職種連携医療を推進しています。この実践に必要とされる能力の醸成には、多職種協働の実践を到達目標とした多職種連携教育(Interprofessional education)=IPEの導入による学習とトレーニングが必要であるとされています。
本学薬学部は、医学部・薬学部 合同連携教育の充実を期すことを目的に、札幌医科大学医学部と連携プログラム(IPE演習)に関する協定を2024年2月19日に締結し、2024年度薬学部入学生からの新カリキュラムとして、初の医薬合同職種連携教育プログラムである「多職種連携教育Ⅰ」を開講しました。


両大学をZoomでつないで、挨拶や感想を述べる場面も作られ、本学薬学部学生からは
- 普段なかなか交流する機会のない医学部生とディスカッションできたことが有意義だった
- 専門領域の異なる学生と脱出ゲームやコミュニケーションを取ることができて楽しかった
- 医療現場に出てから、役に立つと思える授業だった
等の感想が多く寄せられていました。
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