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学生によるオンラインイベント「装具難民問題について考えよう!」を開催します

本学未来デザイン学部 メディアデザイン学科4年生の濵本真由さんと弓野詩苑さんによるオンラインイベント「装具難民問題について考えよう!」を開催します。

チラシはこちらPDF

イベントを企画した1人である弓野さんは3年次に理学療法学科からメディアデザイン学科に転学科し、両方の学科で学ぶ中で装具難民問題に興味を持ち、濵本さんと2人で本学の同窓会である雪嶺会による「学生活動助成制度」を活用し、今回のイベント開催に漕ぎつけました。

イベントはZOOMを用いたオンラインで開催し、実際に装具を使用されている方と、医療従事者の方をゲストに迎え、両方の観点から装具難民問題について考えます。

学生をはじめ興味がある方ならどなたでも参加できます。
多くの方のご参加をお待ちしています。

装具難民問題について考えよう

  • 日時 2022年8月4日(木) 18時30分~19時30分
  • 会場 ZOOMを活用したオンライン開催
  • 申込 参加希望者は下記参加申込フォームよりお申し込みをお願いいたします。
    ※フォーム登録締め切り 2022年7月31日(日)
  • ゲスト
    装具ユーザー 池田愛さん
    老人保健施設ふらの 理学療法士 千葉恒先生
    北海道科学大学 保健医療学部 義肢装具学科 佐藤健斗助教
  • 司会進行 
    北海道科学大学 未来デザイン学部 メディアデザイン学科 弓野詩苑 濵本真由
    北海道科学大学 保健医療学部 理学療法学科 春名弘一准教授

参加申込フォーム

[主催学生からのメッセージ]
こんにちは。北海道科学大学 未来デザイン学部 メディアデザイン学科4年生の濵本真由と弓野詩苑です。
私たちは卒業研究で、装具難民問題について書こうとしています。
その中で装具難民の認知度が低いことに注目し、今回はもっと装具難民についてみなさんに知っていただこうと思い、このイベントを企画しました。
現場で働いている医療従事者の方や装具利用者の方からもお話を聞けるよい機会だと思いますので、ぜひご参加ください。
[装具難民について]
装具製作後(引き渡し後)は、ユーザーの歩行状態や体形の変化に合わせて義肢装具士等の専門家による定期的なフォローアップ(内容:装具の適合チェック、メンテナンス)が必要となります。しかし、実際にはフォローアップが実施されずに「下肢装具が不適合状態となっても、本人や関係者が異常に気付かずに装具を使い続ける」、「耐用年数が過ぎ、装具の見直しが必要な状態になっても放置される」ことで、反張膝や関節変形などの二次障害や歩行機能低下を起こす事例が多発しています。近年、このような生活期の下肢装具ユーザーに関するフォローアップ体制の不備が指摘され、装具難民問題と呼ばれています。装具難民問題とは「装具の定期的なフォローアップがなされていない」、「患者に装具の正しい情報が伝わらない」、「装具の相談ができる場所がわからない」などの装具に関わる情報・システム・教育の問題と定義されています。