2024年度からコンカレントプログラムがスタートしました
本学では、北海道科学大学と北海道科学大学高等学校(系列校)を擁するスケールメリットを生かし、北海道初となるコンカレントプログラムを導入し、独自の取り組みで系列校からの本学進学者への支援をしています。
コンカレントプログラムとは
系列校の高校3年後期の多くの時間を、大学1年後期の授業の先取りにあてられ、修得した単位を高大双方で認定する仕組みです。
コンカレントプログラムのメリット
北海道初!先進的な教育プログラム
北海道の高校として本学が初導入。高校生が大学レベルの教育を受ける取り組みのひとつで、高校と大学の学びの円滑な接続を目指して行われます。
高校在校中から大学での学び方、学ぶ目的、学ぶべき内容がわかる!
コンカレントプログラムに進んだ系列校の高校生は、高校3年後期から時間割の大部分が大学の授業になります。授業内容は、「基礎教育科目」(全員が共通して学ばなければならない科目)や、「専門基礎系科目」(それぞれの学部・学科の専門的な内容の基礎を学ぶ科目)などがあり、大学生と一緒に受ける講義もあります。授業時間や講義のレベルは大学生と同じですが、十分に学習についていけるように系列校でしっかりとサポートします。
自分の将来につながる学びに、積極的に飛び込んでいける
コンカレントプログラムの最も大きな目的は、一人ひとりの生徒の目的意識・学ぶ意欲の向上です。大学での学びを経験することで、高校時代に何を学ぶべきか、何を身につけるべきかを生徒自身が強く自覚し、高校卒業まで高いモチベーションを維持することに繋がります。受験は通過点にしか過ぎません。推薦受験に合格した後の時間を空白にすることなく、自分の将来に直結する学びの場にいち早く進むことで学ぶ目的がより明確になります。また、大学生活の一端に触れ、学びの内容や方法を知ることにより、大学入学後の生活や学習への適応が促進され、延いては個々の学びの充実につながっていくことが期待されます。
コンカレントプログラムで生まれるギャップターム
大学1年生後期の単位を、高校3年後期に早期修得することで、大学入学後の1年後期に授業のない時間(ギャップターム)を手に入れることができるのが、コンカレントプログラムの大きなメリットです。
国家試験に向けた早期の準備、大学院を視野に入れた学びの深掘り、留学、インターンシップ、ボランティア活動など、大学で生まれる貴重な時間を、自らの成長のために使うことが可能です。
※コンカレントプログラムでの修得単位数は学部学科によって異なります。
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