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お知らせ

ラズベリーパイPicoを使用した講義を電気電子工学科1年「フレッシュマンセミナー」で実施しています

2024年6月19日(水)に電気電子工学科1年「フレッシュマンセミナー」で、ラズベリーパイPicoを使用した講義が実施されました。

電気電子工学科のフレッシュマンセミナーの特長

電気電子工学科のフレッシュマンセミナーは、本学で過ごす時間を充実したものとするため、大学での学びと生活に必要な基本的知識やスキルを身につけて実践できるようになること、さらに専門分野での学びについて知ることにより勉学への意欲を高め、将来設計を含めた目標に向けて自ら学修計画を立て、能動的な学びを実践できるようになることを目的とした授業です。

前期5回の授業を大学院生が中心となって実施し、1年生はラズベリーパイPicoを使って様々なものの制御を体験します。
大学院生が授業を受け持つことで、1年生の学習意欲を高める効果だけではなく、大学院生自身の研究(工学研究「PBLを用いたモノづくり教育」)の一貫ともなっています。

ラズベリーパイPicoとは

シングルボードコンピュータと呼ばれる、手のひらサイズ程度の1枚の基盤上にコンピューターとしての必要な機能が全て実装されている「とても小さなパソコン」のうち、Raspberry Pi財団が独自に開発したシングルボードコンピュータがラズベリーパイ(Raspberry Pi)です。
ラズベリーパイの中でもPicoシリーズは、一番小さいシングルボードコンピュータです。

講義の様子

講義では「IRリモコンを使って様々なものを制御しよう!」をテーマとしてIR(赤外線)について学びながら、実際にラズベリーパイPicoとブレッドボード(回路回路の基盤)に配線を実装して、プログラムがラズベリーパイで正常に動作するか実験しました。

リモコン操作でフルカラーLED等が動作すると、学生のみなさんは楽しみながら他の人のラズベリーパイをリモコンで操作してみたり、様々な動作を実験していました。

1年生は前期のフレッシュマンセミナーでプログラミングで色々なものが動くことを楽しく体験し、後期では体験したことを実現するためのプログラミングを学びます。

楽しい経験が、より良い学びに繋がることが期待されます。