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カルチャーナイト2024「こどもアニメワークショップ」と「ショートフィルム上映会」を開催しました

カルチャーナイト2024を開催しました

2024年7月19日(金)、カルチャーナイト2024のプログラムとして「こどもアニメワークショップ」と「ショートフィルム上映会」を開催しました。

こどもアニメワークショップ

学生スタッフ
物の見え方をみんなで考え中
映像が何枚の静止画で構成されているか倉本先生から解説

メディアデザイン学科の倉本先生が講師となり、小学生を対象にワークショップを実施しました。
ストリ―ボード(絵コンテ)に沿って、スマートフォンで映像の撮影と動画編集を行いオリジナルショートムービー作りを体験しました。

このワークショップには、メディアデザイン学科の学生5名がスタッフとして参加し、ストーリー作りや撮影など参加者のサポートを行いました。
撮影時には、学生たちから子どもたちに「監督、カットをお願いします!」と声がかけられる場面もあり、本当の映画撮影現場のような雰囲気に子供たちは真剣な表情で作品作りに取り組んでいました。

ワークショップの最後には、制作した作品の上映が行われ、参加者と学生スタッフみんなで鑑賞しました。

作品はそれぞれが個性的で、着眼点がユニークなものや、細かいカットでたくさん撮影した大作のものや、動きがコミカルな作品など個性あふれる作品が完成し、将来はこの参加者の中から「映画監督」誕生するかも!?しれません。

ショートフィルム上映会~世界のアニメーションをみよう~

倉本先生がセレクトした、親子で楽しめる世界のアニメーション5作品を上映しました。

上映作品ごとに倉本先生から、作品の解説が行われました。ワークショップで体験したコマ撮りの手法を使った作品も上映されました。
ユーモラスな作品の上映時には、笑い声おこる場面があるなど来場のみなさんが作品を堪能している様子が見られました。

上映プログラム

  1. Siesha「背中」Official Music Video
  2. ルースとおおきないわ
  3. ホッキョクグマのこども
  4. 長ぐつとねずみ
  5. きえたくつしたのなぞ

カルチャーナイトはみんなで創る「まちの文化祭」

2003年に札幌でスタートしたカルチャーナイトは、市民と企業と行政などがみんなで創る「まちの文化祭」です。
毎年夏、札幌市内全域の公共・文化施設、企業施設を一日だけ特別に夜間開放するほか、地域文化を楽しく学べる動画コンテンツを配信ししています。
開始当初の20年前は、公共・文化施設の一斉夜間開放という取り組みは他に例がなく、この種の地域文化イベントに日本で初めて取り組んだのが札幌のカルチャーナイトでした。
第1回のカルチャーナイトは、札幌中心部の約20カ所の施設開放から始まりましたが、約20年間で、参加団体は延べ2,000団体、来場者数は延べ46万人を超えるまでに成長しています。産学官民が手をつなぎ、地域ぐるみで開催するカルチャーナイトの趣旨に共感し、まちづくりの一環として取り組む地域が増え、札幌だけでなく北海道内各地に取り組みの輪が広がっています。

参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
また、来年会えることを楽しみにしています。