上富良野町役場職員研修を実施しました
11月28日(木)、29日(金)の2日間、本学と協定を結んでいる上富良野町より職員6名が来学し、研修を行いました。
この研修は2016年度より北方地域社会研究所(RINC)が上富良野町と共同で実施しているもので、今回で4回目になります。今年度は、人間社会学科科目の「フィールドワークⅡ」と連動させて企画しました。
今年のテーマは「地域社会から考えるSDGs」です。 研修は28日午後からフィールドワークに参加した人間社会学科学生を交え、学生による上富良野フィールドワークの報告会に始まり、その後ワークショップを行いました。
ワークショップはdescribe with代表の高橋優介氏を講師としてお招きし、「SDGs de 地方創成」というカードゲームを通して、SDGsの考え方を学びました。地域創生において行政と民間の様々なステークホルダーとの協力、連携を通して理想の社会が生み出されるというメカニズムを、ゲームを通してシミュレーションしながら、そして楽しみながら理解を深めることができました。
研修2日目は上富良野職員の方に1日目の知見を生かして、上富良野町の未来像を描き、それに向けての事業アイディアを練ってもらいました。午後からは遠隔通信システムを活用して、上富良野町役場に配信して、成果報告会を行いました。
参加者からは、ワークショップが楽しく、かつためになった、自分の町の未来について考える視点も重要だということがわかった、といった声が聞かれました。大変有意義な研修になったと思います。
地域連携 北方地域社会研究所 梶谷崇先生 人間社会学科 |
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