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メディアデザイン学科の道尾淳子講師と学生が「全国カレッジフットパスフォーラム2019」への参加と道外の歩く体験系現地研修を実施しました

メディアデザイン学科の道尾淳子講師と学生が「全国カレッジフットパスフォーラム2019」への参加と道外の歩く体験系現地研修を実施しました。

 

【カレッジフットパス 2019】

2019年11月16日(土)~17日(日)、「全国カレッジフットパスフォーラム2019 ~学生が考える持続可能な未来について~」が滋賀県東近江市において開催され、本学からメディアデザイン学科、北方地域社会研究所(RINC)が参加しました。

本フォーラムは、2016年に本学が中心となって立ち上げた事業で教・職・学・民が協力し、フットパスやフットパスを通じた交流によって、学生達を成長させることを目的としています。第4回となる今回は龍谷大学を幹事大学として、滋賀県東近江市で実施されました。1日目は講演やパネルディスカッション、分科会を通じた各大学の取り組み事例の共有を、2日目は東近江市のフットパスを実際に歩きました。

 

1日目のフォーラムの分科会では、学生研究員5名とメディアデザイン学科の道尾淳子講師の活動報告を行いました。

本学「北方地域社会研究所(RINC)」では、「歩く体験と地域文脈の継承・創造・発展に関する研究」を研究テーマの1つとして捉えており、学生研究員も主体的に「歩く」をテーマに活動しています。

斎藤百華さん(メディアデザイン学科4年)は『これまで3年間、北海道各地の地域の歩く活動に参加して』、石井虹乃華さん(人間社会学科4年)は『ウォーキングに対する意識調査』、佐々木輝弥さん(メディアデザイン学科4年)は『円山・大倉山における歩育企画の考案とグラフィックデザインの制作』、須野真由香さん(メディアデザイン学科4年)は『円山・藻岩山麓における若年層向け夜登山企画とデザインツールの提案』、菅原彩さん・佐々木輝弥さん(メディアデザイン学科4年)は『手稲山麓における自然歩道等の利用状況調査と手稲区ウォーキングルートの特徴』、道尾講師は『+PIT「手稲歩く観光ルート創造プロジェクト」』をテーマとして、発表しました。

 

 

 

 

 

 

 

全体会では、各会場のコメンテーターによる総評、学生たちによるパネルディスカッションが行われ、全国から集まった高校生、大学生で活発な意見交換を行いました。

 

 

 

2日目は、滋賀県東近江市内でのフットパスに参加し、「八日市」「奥永源寺」「愛東」の3つのコースに分かれ、それぞれ参加者や現地の人たちと交流を深めました。

 

 

 

【道外現地研修】

『歩く体験と地域文脈の継承・創造・発展に関する研究』を研究テーマに掲げている「北方地域社会研究所(RINC)」研究員の道尾淳子講師及び学生7名は、カレッジフットパスと合わせて道外の現地研修も行いました。

 

●ラ コリーナ近江八幡を歩く体験

滋賀県近江八幡市に2015年オープンした「ラ コリーナ近江八幡」は、滋賀県を中心に展開するたねやグループの株式会社たねや(和菓子製造販売)と株式会社クラブハリエ(洋菓子製造販売)のフラッグシップ店で、近江八幡市のシンボル・八幡山と水郷の風景の中にあります。広大な敷地を歩くガイドツアーに参加し、建築史家の藤森照信氏による全体計画のもと、従業員一人一人が「自然を愛し、自然に学び、人々が集う繋がりの場」を作り続けていくという想い、ワクワクするような里山の環境づくりについてお話を伺いました。

 

 

 

●三井寺・大津百町を歩く体験

滋賀県大津市内にある大津百町は東海道と中山道の宿場町としての歴史を持ちます。天台寺門宗の総本山である三井寺と大津百町の界隈を、公益社団法人びわ湖大津観光協会の古都大津観光ボランティアガイドの会の担当者と歩きました。端々に歴史文化が感じられる一方で、昨今の市内はアーケード商店街や伝統的な町家の衰退が問題視されています。2018年8月オープンの「商店街HOTEL 講 大津百町」の取り組みも学びました。この内容は、2020年2月10日、本学にて開催予定のRINCフォーラムで詳しくご紹介します。(開催内容は年内公開予定)

 

 

 

●八幡山を歩く体験・ヒアリング

八幡山の縦走ルートを整備されている「八幡山の景観を良くする会」会員の東森さんにガイドを引き受けていただき、八幡山の縦走ルートのうち半分を体験しました。実際のご活動をヒアリングしながら八幡山を歩き、本学拠点地域(札幌市・手稲区)の自然歩道・登山道の活用や保全活動などの参考とさせていただきました。

 

 

 

●大阪経済大学 訪問・ヒアリング

防災とウォーキングを組み合わせた『OSAKA5GO!WALK~災害に強いまちづくりは健脚から~』という社会連携の取り組みについて、準備段階におけるプロセスや在学生・地域・行政がどのように関わって運営をしているのか、ご担当の教職員の方々にヒアリングをさせていただきました。

 

 

興味を持ったら・・・
道尾淳子先生 メディアデザイン学科 人間社会学科 北方地域社会研究所(RINC)