FACULTY
機械工学科
高校時代に機械工学に興味を持ち、機械工学科のある大学を探していました。公立大学を目指していましたが、私立大学なら地元の北海道で進学することに魅力を感じていたため、北海道の大学を調べた結果、北海道科学大学が見つかりました。そこでホームページで就職率の高さや、成績上位者にはスカラーシップ制度が適用されることを知り、オープンキャンパスに参加して大学の雰囲気を実際に感じました。その結果、最終的には北海道科学大学へ進学することを決めました。
建設業(ゼネコン)で、株式会社砂子組の土木部技術管理室設計技術課に所属しています。
土木部土木課では国、北海道、市町村から業務を受注して工事の施工管理を行っていますが、設計技術課は設計に関わる業務を専門に担っており、他の建設会社にはあまりない珍しい部署です。
設計技術課では、工事の施工管理ではなく、現場業務のサポートを主な業務としています。具体的には設計図書の照査、発注者への提案資料作成や打合せ資料作成、実験・解析・論文作成、若手職員へ設計の教育、設計の下請けなど、様々な業務を行っています。
実験・解析をする際、大学で学んだ式を活用することもあるため、内容の理解が早いと感じます。また、エクセルを使用する機会が多く、式を自分で組み立てる必要が多いため、大学の授業で学んだことが非常に役立っています。
卒業学科とは違う業種なので入社当初は右も左もわからない状態でしたが、上司や先輩のサポートを受けながら業務を進め、知識を徐々に蓄えています。今では発注者との打合せでも設計に関する話題に自信をもって発言できるようになりました。
どの工事も同じものは存在しないので、毎回新しい知識を吸収できることが仕事のやりがいに繋がっています。わからないことを1つずつ解決するために設計要領や設計指針を読み込み、それでも理解しきれない場合は上司や先輩に質問して解決しています。また、自分が学んだ知識をもとに若手へ向けて説明する機会があるのですが、「わかりやすい」と言ってもらえるとすごく嬉しいです。
休日は、習い事や実家で飼っている犬に会いに行くなどして過ごしています。
連休には、道内プチ旅行を計画したり、アクティビティを申し込んで参加したりするなど、公私を分けて楽しんでいます。
若手の現場代理人が増えており、設計関連の問い合わせが増えています。そのため、指針や要領を見なくても他の人に説明できるくらい設計の知識を広げることが目標です。
まだまだ知らないことがたくさんあるので、業務をしながら知識を磨いていきたいです。
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