FACULTY
情報科学部 情報科学科
情報科学科は、社会で求められる基盤能力としてのコミュニケーション力、課題発見解決力、自らを律し学び続ける力、及び多様な視点から物事を捉え異なる意見を理解する力を身に付け、加えて知能情報処理や情報システムなどの情報科学分野に関する知識と技術を修得し、それらを総合的に活用して変化の激しい高度情報化社会の構築、維持、発展を支え得る人材を育成します。また、「情報」及び「数学」に関する高等学校教員の養成の任も担っています。以上を達成するために、本学科のカリキュラムは基盤能力養成及び専門分野に必要な基本スキルの育成を目的とする全学部・全学科共通の「HUS スタンダード科目」と学部内で共通の「共通科目」、並びに基盤能力に加え専門的知識・技能を養成することを目的とする「専門教育科目」と大きく3つに分けた構成としています。
HUS スタンダード科目は、異分野間で協働する力を育む科目、Society5.0に対応した数理・AI・データサイエンス教育科目、地域課題に主体的に関わる課題発見解決型科目、SDGs を多様な視点から学ぶ科目からなっています。これらにより、“人間力”豊かな専門的業務に従事し得る人材を養成します。
共通科目は、基盤能力育成に関連する科目の体育実技、健康科学、技術者のための英語及び日本国憲法、並びにキャリア形成関連科目のキャリア形成及びビジネススキルで構成されます。これらにより、専攻分野に必要な基本スキルと健康に留意し職業人として求められる業務遂行能力を有する人材を養成します。
専門教育科目は、①数学関連科目、②データサイエンス・AI 関連科目、③プログラミング関連科目、④ソフトウェア開発・システム開発関連科目、⑤ネットワーク・IoT 関連科目、⑥情報科学共通知識・技術学習科目、⑦職業・倫理科目、⑧実験・演習科目及び⑨課題解決・実践型学習科目で構成されます。それぞれ基礎から応用へと順を追った科目配置としています。これらにより、「情報」及び「数学」に関する高等学校教員、および北海道におけるSociety5.0 の実現及び DX の推進に寄与し、地域社会を実質的に支えることのできる人材を養成します。