臨床工学科では、HUSスタンダード科目、学部共通科目、専門基礎教育科目、専門教育科目の有機的な結合によって、臨床工学技士及び医療技術者としての専門能力と専攻分野を通じて学士力を培うことを目指したカリキュラムを設計します。このことを明確にするために、ディプロマ・ポリシーの各項目を達成するために必要な授業科目の流れや、各項目と授業の整合性・関連性を体系的に理解できるようカリキュラム・ツリーを作成します。さらに、教員団はその組織的関与により、常にカリキュラムの点検評価、及び改善を行います。学修成果やカリキュラムの点検評価の方針をアセスメントプランとしてまとめています。
- 基盤能力の修得に向けて①コミュニケーション力、②課題発見解決力、③自らを律し、学び続ける力、④多様な視点から物事を捉え、異なる意見を理解する力を養うHUSスタンダード科目を配置します。
- 専攻分野に必要な基本スキルを育成するためのHUSスタンダード科目、学部共通科目、専門基礎教育科目を配置し、領域ごとに最適化された専門知識・技能修得のための専門教育科目を配置します。
- 基盤能力と専門的知識・技能に関連する科目を体系的、効率的に修得できるよう配置します。
- 自ら学ぶ力の醸成や能動的学修をサポートするため、充実した学内LAN環境、e-learning環境などの優れたIT環境を提供します。
- 現代医療のニーズに対応する力を育成するため、最新かつ高度な知識及び技能を学ぶ専門教育科目を配置します。
- 臨床工学技士及び医療技術者として実践的な経験を積み、協力・協調する姿勢と自ら課題を発見し、問題を解決する能力を育成するため、少人数グループで行う実験科目、実習科目や病院での臨床実習を実施します。
- 自らの力を客観的に評価する医工学系資格取得へのチャレンジを通して、自律的学習能力を育成します。
- 各授業科目の成績評価については、成績評価ガイドラインに則り、厳格かつ公正に行います。
- 学生の学修成果については、アセスメントプランに定めた方法及び収集した情報に則り、評価します。